新型コロナウイルスにはハイター消毒(次亜鉛酸)で除菌

日本における新型コロナウイルスの感染状況

新型コロナウイルス(2019-nCoV)感染者は日本国内でもすでに700名を超え(2020/2/22現在)縮小どころか感染拡大期に突入していると私は考えてます。中国では・湖北省(こほくしょう)において 新型ウイルスの新たな感染者349人 「大幅減少」とニュースが出ていましたが、ウイルス感染者が減ったのではなく、検査方法や診断基準を変えただけのようであり、実際はまだまだ深刻な状況と捉えています。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/02/193492.php

このようなニュースを出すほど中国は、経済的にも追い詰められてきているのでしょう。

新型コロナウイルスによる影響は対岸の火事ではなく日本もパニックに陥る可能性を秘めてます。

すでにNTT東日本やGMOなど大手国内企業はテレワークの推進をしていますし、大型イベントも相次いで中止となってます。しかし都内の、中小企業の社員は毎日、寿司詰めの満員電車で通勤してます。被害拡大はこれからでしょう。万が一感染すると、現段階で有効な抗ウイルス薬の治療法はなく対症療法のみです

新型コロナウイルスに有効なアルコール消毒液

国立感染症研究所やハーバード大学で国内外の感染症対策に関わり、感染症のスペシャリストである小坂健(おさかけん)教授によると、新型コロナウイルスは、インフルエンザウイルスとストラクチャが極めて似ており、アルコール消毒薬で不活化することができる。

どちらも表面に「エンベロープ」と呼ばれる、脂肪の膜があり、これがあると消毒薬が大変効きやすくなるとのこと。

ただし冬に介護施設などで発生するノロウイルスは、この「エンベロープ」がない(ノンエンベロープ)のでアルコール消毒が効きかないそうです

新型コロナ・インフル・ノロを不活化する次亜塩素酸

エンベロープがあるウイルス、ないウイルス両方に効果を発するのが次亜塩素酸ナトリウム溶液ですいわゆる「キッチンハイター」や「ミルトン」です。アルコール消毒液が手に入らない場合は、水で薄めたハイターを雑巾などに含ませ消毒や除菌をすることができます。もっておけば掃除にもウイルス感染予防にも利用でき一石二鳥です。

人混みの中はマスクが必須

マスクをしていると飛沫(ひまつ)感染を防げます飛沫(ひまつ)とは咳や、くしゃみをしたときに口から飛び出す水しぶきです。

これは最大2メートルしか飛ぶことができません。

つまり病原体に感染した人が近くに存在しても、その人から2メートル以上の距離を保てば感染しないとされています。

例えば、感染した人が電車に乗っていて、その人が「マスクなし」でくしゃみをしたら、新型コロナウイルスのを撒き散らします。

飛沫が自分に向かって飛んできてもマスクをしていれば防ぐことが可能。これは一般的なマスクでOKです。

またマスクは喉を保湿しますし、湿度が40%以上あるとウイルスは弱まる傾向にあるようです

またマスクをしていることで、電車やバスないで隣の人がぶつかってきても、皮膚の接触を防ぐことができます。

ただし現在、新型コロナウイルスは「飛沫感染」に加え「空気感染」の可能性があると報道になっています空気感染力が強い場合は「N95」規格のマスクでしか防御できません。

コロナウイルス感染世界マップ

https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-world-map/

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