【偽警告】Auto Clean Pro 2018のアンインストール削除方法

Auto Clean Pro 2018(オートクリーンプロ)とは

インドの「PCVARK SOFTWARE PRIVATE LIMITED」が提供する悪意のあるソフトのひとつです。2018年になってから、上記企業から提供されているソフトは大変流行しており問い合わせも多いため、このマルウェア感染に注意が必要です

この手のソフトは、勝手に感染するわけではなく、インターネット広告やメールのリンクなどから、ユーザが誤って導入してしまうことから、ウイルスバスターやマカフィーなどのマルウェア対策ソフトを導入していても、すり抜けて感染します(PUP)

Auto Clean Pro2018のエラー検出表示や画面構成は、My System Mecanicとそっくりです。

My System Mechanicのアンインストール削除方法

またAuto Clean Pro2018に感染した画面を見る限り、同じような画面のアドウェアが複数あります。過去に流行したソフトを改良しリメイクして再配布しているようです。

PC System Mechanic(ピーシーシステムメカニック)
・Smart PC Mechanic(スマートピーシーメカニック)
・1Click System Mechanic(ワンクリックシステムメカニック)
・PC Speedup Pro (ピーシースピードアッププロ)
・Speedup PC 2018(スピードアップピーシー2018)
・Boost PC Pro 2018(ブーストピーシープロ2018)
・PC Fixer Pro 2018(ピーシーフィクサープロ2018)
・Auto Fixer Pro 2018(オートフィクサープロ2018)
・Advance System Care (アドバンスシステムケア)
・Advanced PC Fixer(アドバンスド ピーシーフィクサー)

etc・・・

Auto Clean Pro2018の感染画面の右脇には、女性オペレータの写真と電話番号が表示されますが、絶対に電話しないようにしてください



●24/7 ライブサポート

・0120-692-368→電話しちゃダメ!
・0120-993-506→電話しちゃダメ!

間違って電話をし、外国のカタコトしか話せないオペレータと会話を進めると、パソコン診断とだまし遠隔操作を開始します。相手にパソコンの中身を調査され、さらに8万円など高額なウイルス対策ソフトをクレジットカードで購入するよう巧みに案内されます。間違って購入してしまうとソフトの解約は困難です

Auto Clean Pro2018の感染経路

インターネット広告(ディスプレイ広告)をクリックし、オートクリーンプロのランディングページに飛ばされ、そこからソフトをダウンロードするケースが多いようです

個人情報が流出する

ウイルス感染した

レジストリエラー

などの広告には注意してください

Auto Clean Pro2018のアンインストール削除方法

【CTRL】→【Shift】→【ESC】3つボタンを同時に押してください
Windowsタスクマネージャーが起動→プロセスタブを開きます
下記プログラムが動いていたら、「プロセスの終了」をクリックします

「oscm.exe」

「mysysm.exe」

これにてAuto Clean Pro2018の常駐を強制終了できます。

次に【スタート】→【コントロールパネル】→【プログラムのアンインストール】
※コントロールパネルの表示方法で「プログラムと機能」の場合もあります

「AutoClean Pro 2018」「Driver Updater」Advanced Password Manager」

→アンインストール

これでアンインストールは完了です。ダウンロードフォルダに実行ファイル(exe)が残っていたら、コチラも削除してください。

最後にAdwCleanerでアンインストールで残った残骸を根こそぎ削除しましょう

詐欺ソフトを完全削除!AdwCleanerの使い方

 

 

Microsoft Partnerのロゴに注意

Microsoft Partnerのロゴマークは・・・
マイクロソフトが推奨、開発したソフトではありません。

※マイクロソフトパートナーネットワーク
Silver コンピテンシー: 25 万円 (税別)
Gold コンピテンシー  : 40 万円 (税別)

この料金を開発元が支払い、グループに参加しロゴを張っているだけです
だまされないように注意してください

Auto Clean Pro2018 を購入してしまった場合

・Auto Clean Pro2018  

上記ソフトのライセンス購入は、サブスクリプションモデルとなっており、解約を行わないと、自動的にクレジットカード請求を続けるサービス体系となっています。

返金ポリシーを見つけました↓↓↓

Upclick オンライン販売にて購入した殆どすべての製品は、購入日から30日以内は返品可能で、返金対象となっています。



ただし弊社の製品の一部は、直接お客様のコンピュータにダウンロードするソフトウェアなど、無形で取り消し不能の商品となっているため、これらの製品は、納品されお客様のコンピュータにインストールされた後は全額の返金はできなくなっております

例外的な状況においては、クレジットノートを発行することになっています。詳しくは、弊社サポートチーム宛てに問い合わせください。

弊社サポートチームは、お客様からの問い合わせに対してタイムリーで専門的なサポートを提供しています。

お問い合わせは、電話、電子メール、もしくは弊社セルフサービスポータル u-bill.com にて受け付けています

カスタマーサポート

メールでの問い合わせ:http://u-bill.com/ticket.aspx
電話での問い合わせ:0120-952-152

個人での解約は難しいと思いますので、相談は海外から購入した商品の相談を受ける国民生活センターをオススメします。

クレジットカードを解約するなどの処置が必要となるかもしれません。

国民生活センター越境消費者センター

今後の不正プログラム感染対策として

ウイルス対策ソフトをすり抜けて感染するAutoCleanProですが、マルウェアの感染元は主にインターネット広告です。この広告の中でも、不審なリンク先がある広告は「非表示」とする機能をカスペルスキーは備えています。またウイルスの検知率も他社ソフトに比べても信頼度が高いため、不安な方は導入するとよいでしょう

Kaspersky

詐欺ソフト被害の参考や注意喚起

国民生活センター(消費者センター)

・偽警告について説明資料
・パソコン操作中に、突然警告音が鳴りすぐに電話するように表示された
・突然現れるパソコンの警告表示をすぐにクリックしないこと! その表示は、有料ソフトウエアの広告かもしれません
・ウェブサイト閲覧中のニセの警告音にだまされないで
・エラー表示などでパソコンソフトを購入させる手口に注意 そのエラー表示は本物??

IPA(独立行政法人 情報セキュリティ推進機構)

・偽警告に騙されないで!巧妙化する手口とその対策
・ウイルスに感染したという偽警告でサポートに電話するように仕向ける手口に注意
・ブラウザに「ウイルスを検出した」という旨の警告が表示されて終了させることができない場合の対応手順
・情報セキュリティ安心相談窓口

偽警告について動画

以上です。お疲れ様でした

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