Driver Update(ドライバーアップデート)とは
目次
Slimware Utilities Holdings, Inc.が提供する、悪意のあるマルウェアのひとつです
2018年になってから相当流行していますのでドライバーアップデートの感染に注意が必要です。
windowsセキュリティーシステムが破損している、古いドライバーの更新の広告などでユーザを騙します
偽警告に騙されないで!巧妙化する手口とその対策
独行政法人 情報処理推進機構(IPA)から警告・注意が発表となっています
このDriver Update(ドライバーアップデート)は同時にSlimClener(スリムクリーナー)も感染しますので、2つのマルウェアを削除(アンインストール)する必要があります。
またPC Fixer Pro 2018からも、このDriver Updateに感染します。ドライバーアップデートに感染している方は、たくさんの不正プログラムにパソコンが侵されている可能性があります
またこのソフトの削除や駆除ツールを検索しているとWipersoftによる完全駆除がヒットしますが、こちらもマルウェア(PUP)です。
1つのウイルス感染が複数のソフトを呼び寄せ、パソコンのパフォーマンスが大きく低下したり、それを改善するため、有料のライセンス契約やテクニカルサポートへの相談を勧めてきます。
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厄介な事に、これらのマルウェアはウイルスバスターやノートンアンチウイルス等のセキュリティ対策ソフトを導入していても、すり抜けて感染します(PUP)そのようなセキュリティ対策は無意味です
怪しいインターネット広告はクリックしない、また無料ソフトを配布しているサイトから、知らないソフトをダウンロードしないこと。マイクロソフトパートナーの記載に騙されないよう注意することです
Driver Updateのアンインストール削除方法
【CTRL】→【Shift】→【ESC】3つボタンを同時に押してください
Windowsタスクマネージャーが起動→プロセスタブを開きます
下記プログラムが動いていたら「タスクの終了」をクリックします
これにてDriver Updateの常駐を終了できます。
次に【スタート】→【コントロールパネル】→【プログラムのアンインストール】
※コントロールパネルの表示方法で「プログラムと機能」の場合もあります
これでアンインストールは完了です。最後に「AdwCleaner」でアンインストールしてもレジストリやフォルダに残ったDriverUpdateの残骸を根こそぎ削除しましょう
今後の偽警告ソフトやウイルス感染対策について
ウイルスバスターなどセキュリティ対策ソフトを導入しているのに、すり抜けて感染する偽警告ソフトですが、これらの感染原因は主に、MSNなど検索サイトに表示されるインターネット広告です。
Microsoft Partnerのロゴに注意
Microsoft Partnerのロゴマークは・・・
マイクロソフトが推奨、開発したソフトではありません。
※マイクロソフトパートナーネットワーク
Silver コンピテンシー: 25 万円 (税別)
Gold コンピテンシー : 40 万円 (税別)
この料金を開発元が支払い、グループに参加しロゴを張っているだけです
だまされないように注意してください
下記の通り、ドライバーアップデートの規約にもしっかり記載されています
↓↓↓
DriverUpdateおよびSlimCleaner Plusは、Slimware Utilities Holdings, Inc.の商標です。MicrosoftおよびWindowsは、Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。上記のその他の第三者のマークは、それぞれの所有者の単独の所有物です。提携または推薦を意図、暗示するものではありません
契約してしまった有償ソフトの解約について
間違ってクレジットカードで有償ソフト(ライセンス)を購入してしまった方は、まず最寄りの消費者センターへ解約の相談を行ってください。
消費生活センター等では、商品やサービスなど消費生活全般に関する苦情や問合せなど、消費者からの相談を専門の相談員が受け付け、公正な立場で処理にあたっています。
局番なし188(いやや)
有償ソフトはすべてサブスクリプション契約となっており、定期的にクレジットカードよる
引き落としが解約するまで継続的に行われます。
購入先は「海外」となりますので日本の法律が適用されません。
解約は困難ですので注意してください。
消費者センターでの対応が難しい場合は、クレジットカード会社へ相談です。カード会社の連絡先はお手持ちのクレジットカードの裏に番号が記載されています。ますはこれ以上の被害を防ぐために、カードの利用停止を行います。
話が進まないような場合は、もよりの警察署に被害届を提出しましょう。その「受理番号」をもってクレジットカード会社と相談を進めるとよいでしょう
詳しくはこちらの記事を参照してください
詐欺ソフト被害の参考や注意喚起
国民生活センター(消費者センター)
・偽警告について説明資料
・パソコン操作中に、突然警告音が鳴りすぐに電話するように表示された
・突然現れるパソコンの警告表示をすぐにクリックしないこと! その表示は、有料ソフトウエアの広告かもしれません
・ウェブサイト閲覧中のニセの警告音にだまされないで
・エラー表示などでパソコンソフトを購入させる手口に注意 そのエラー表示は本物??
IPA(独立行政法人 情報セキュリティ推進機構)
・偽警告に騙されないで!巧妙化する手口とその対策
・ウイルスに感染したという偽警告でサポートに電話するように仕向ける手口に注意
・ブラウザに「ウイルスを検出した」という旨の警告が表示されて終了させることができない場合の対応手順
・情報セキュリティ安心相談窓口
偽警告について動画